歴史のふるさと北近江。そこには今なお受け継がれている祭りや行事や風習がふだんの生活の中にとけこんで生きています。そこには作りものではない、本物の歴史があります。また、北近江は民力が高く、明治時代いち早く学校を建て、銀行を設立し、鉄道を敷設した進取の気性にあふれる地域でもあります。
今、長浜市・浅井町・びわ町の合併による新長浜市の誕生など市町合併により、地域の枠組みが大きくかわり、また、琵琶湖環状線の実現により交通体系にも大きな変化が起ころうとしています。この博覧会を通じて、北近江のよき伝統を受け継ぎながら、時代の転換期に対応して、新しいまちづくりにとりくみ、未来に向かって「新しい」北近江を創造していきます。
1、北近江歴史共同体づくり〜歴史共同体としての湖北をつくる〜
湖北・北近江は、連綿と続く歴史を共有し、伝統ある祭りや儀礼を通じて、共同体としてのかたちを維持してきました。特に、戦国時代は、民衆の豊かな経済力と高い文化によって、北近江が歴史の表舞台となった、湖北の象徴ともいえる時代です。北近江一豊・千代博覧会は、戦国時代をシンボルとしたエコミュージアムをつくることで、歴史共同体としての湖北の一体感づくりをはかります。
2、時代を担う市民づくり〜自分のまちを語り創る市民を増やす〜
自分のまちの歴史と文化を誇り、語る人がたくさんいることで、まちは生き生きとします。湖北・北近江には、自分のまちの歴史と文化を熱く語り、汗をかく住民が多く、まちづくりの先進地として評価されています。北近江一豊・千代博覧会は、博覧会の開催を通して、まちを語れる人を増やし、知恵を出し汗を流す人たちの輪を広げていきます。
3、長浜発北近江行の周遊観光システムづくり〜1市から広域へ〜
長浜市は、観光客500万人が訪れる北近江の観光集客の中心です。長浜に集まる観光客がより長く滞在し、より深く北近江を知ってもらい、北近江・長浜ファン=リピーターとなってもらうためには、長浜市から湖北・北近江へと展開していくネットワークの構築が必要です。北近江一豊・千代博覧会では、長浜発北近江行の周遊観光システムの構築を通じて、人の流れを1市から広域へと展開していきます。